西鉄2000形

概要
 1973・1974年に製造された、特急専用車。6連×6本の36両が製造され、1974年にローレル賞を受賞した。運転台が中央にある、珍しい配置である。塗装は、当時としては斬新な黄色に赤帯を引いたものである。車内はクロスシートである。編成はTc1−M1−M2−M3−M4−Tc2の4M2Tであり、これ以外の編成はない。
 8000形の登場により、2ドアから3ドアに改造された。1000形と違い、ロングシート化はされなかった。その際、方向幕はローマ字入りのもの(8000形と同じ)に変更された。改造前の側面の方向幕は、妙に小さいものであった。その他、車内にLED式の情報案内装置の取り付け、列車種別表示灯のLED化が行われた。西鉄のVI実施に伴い、前面にあった社紋は撤去されたため、ちょっと間の抜けたデザインになったような気がする。
 現在では主に急行で使用されている。

2002年クリスマス号(2031F)
2001年クリスマス号(2041F)

2000形
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社紋撤去後の姿。
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社紋あり、3ドア化後の姿。なかなか見られない特急。
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黄色い電車で親しまれている2000形。特急車両で登場しましたが、現在ではあまり見ることが出来ません。この2041Fは2001年を持って退役しました。
端間−味坂間にて
1995−10−21
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かつては平日朝と夕方に特急運用があったのですが、現在では8000形の代走でしか見られません。
端間−味坂間にて
1997−4

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170−500mmの500mmで撮影。以前の幕に比べると、急行の文字が薄くなりました。
端間−味坂間にて 2002−1−6
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