西鉄600形/西鉄700形

概要
 600形は、1961〜1972年に製造された通勤型電車。57両が製造されたが、15両が宮地岳線に転用され、残りは廃車・解体となり、天神大牟田線に残るのは残り7両となってしまった。
 Mc−Tcの構成が基本で、Mc+Mc−Tcの編成も作られた。現在では運転台を撤去して、Mc−T−M−Tcの編成もある。
 700形は600形をTc1−M1−M2−Tc2の4両編成にしたものだが、M−Mユニット方式となったため、制御装置などは後の2000/5000形のものと同等である。なお、600形626Fも3連固定時に同様の制御装置に更新されている。
 現在までに、塗装変更・冷房改造・方向幕取付(以上全車)・パンタグラフ取替・コンプレッサー取替・車両補修工事(以上一部車両)・ワンマン化(甘木線用)が施行された。特に、冷房改造・方向幕取付は、前面のスタイルを大きく変えた工事である。塗装は5000形と同じである。
 現在では運用が非常に少なくなり、予備車的存在である。優等列車につくことも極めてまれである。
(2006年10月現在)
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1999年のコスモス号
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運転台。マジックの枠は、編成両数と列車種別の札を置く場所。
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5000形とならぶ600形特急。5000形の代走で600形が充当されたもの。残念ながら624Fは廃車されました。
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車内。現在ではシートモケットを張り替えている。車体補修工事試行車は、化粧板を取り替えている。
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1996年のコスモス号
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1000形の普通と並ぶ600形急行。2000形の代走である。1000形は全廃、630Fは600形4連で唯一残っている。
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中間に組み込まれ、使われなくなった運転台。以前の600形の顔を残すが、ヘッドランプは埋められている。
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シートモケット交換済みの車内
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端間−味坂 1995−3
2000形代走の600形大善寺行き急行。後方の600形(628Fかな?)はパンタグラフがまだ交換されていないようです。
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この編成も廃車になりました。
筑紫にて 2001−10−14
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607Fを大牟田方に連結した、福岡(天神)行き急行。
味坂−端間間にて
2001−10−27
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600形と6000形では赤帯の高さが違うんですね。
筑紫車庫にて(許可を得て撮影)
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616。甘木線専用です。車端部に設けられたベルが特徴です。
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628Fを後部に連結した、津福行き急行。
久留米にて 1995−9−19
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一般車のコスモス号。
1996 北野−大城間にて
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600形628F先頭の花畑行き急行。4連では唯一の更新工事未施工編成。
1995 福岡にて
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2000形代走の600形特急(1603レ)です。先頭は628F。
端間−味坂間にて 1995−4−6
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こちらも、代走の特急。
宮の陣にて 1995(?)
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700形先頭の急行。
端間−味坂間にて 1995
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200形から置き換わって間もないころの甘木線600形。
甘木にて 1989
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 二日市駅で捉えた600形630号車。太宰府線の急カーブを曲がっていきます。
二日市にて 2002−7−13
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ヘッドマークのみのコスモス号。
大城−北野間にて 1996−10−12
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柳川車庫にて 1996−3
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4号室 西鉄天神大牟田線一刻館2000形→